変化が激しく、正解がない時代は「実証」していく
マーケットとテクノロジーの革新により、ビジネスは『正解のない』新たなる時代に突入しています。かつての成功モデル、成功体験がそのまま維持・活用できなくなりつつあります。この課題を打破するには、今までのやり方の良い部分を活かしつつ、良くない部分から学び、新しいやり方を探究していくしかありません。正解を求めるのではなく、課題を求め、正解を創っていく事業戦略、マーケティング戦略、プロダクト戦略をぜひご一緒に実現していきましょう。スタートアップ企業から上場企業までご支援をさせていただいた実績と経験を貴社にも発揮させていただき、貴社ならではの強みをより発揮できるようにご支援いたします。ご支援は、貴社のメンバーの方々にナレッジが蓄積されるよう設計・構成いたします。
主なニーズ
DXとビジネスアジリティの勘所
柔軟で効果的なゴール設定とアウトカムの計測
「正解のない」時代では、最初から明確なゴールがあり、そこへ行き着くためのベストプラクティスがあるわけではありません。「実験」を繰り返し、「事実」に基づく意思決定、やり方の模索、そしてゴール自体も検査し適応していく必要があります。
これらを行なうフレームワークとして「エビデンスベースドマネジメント(EBM)」があり、弊社ではこのEBMに基づくアプローチを確立させ、多くの組織やチームで伴走支援をさせていただいております。
エビデンスベースドマネジメント(EBM)とは
EBMは、スクラムの生みの親の一人である Ken Schwaber氏が考案した不確実な状況下でビジネス価値を提供し続ける」ためのフレームワークであり、スクラムと同様に経験主義に基づいています。
EBMでは、「ゴール設定」、「実験のループ」、「4つ重要価値領域におけるアウトカムの計測」によって、複雑な状況下で、方向性を定め、迅速な意思決定を行ない、やり方を見直すといったことが可能になります。また、EBMにより組織やチームがアジャイルになっているかどうかを検査することができます。
EBMにより以下の効果を得ることができます:
- ビジネスアジリティの実現(市場価値と組織的な能力を得る)
- 迅速な意思決定と柔軟な対応
- アウトカムの計測とアウトカムに基づく意思決定
- アジャイルな取り組み全般
- 組織がアジャイルになっているかの検査
- チームの効果性の向上
アジャイルリーダーシップの醸成
リーダーシップは、マネジメントだけが発揮しなければならない能力や責任ではありません。ビジネスのアジリティ、組織のアジリティを向上させるためには「変化に兆し」に機敏に反応できるようにする必要があります。そのためには、実際に手を動かしている実践者が積極的に変化の兆しに反応し、即時に効果的に対処する必要があります。この環境とは容易に作れるわけではありません。そのため以下の「アジャイルを経営に活かす6つの原則」に倣い、できるところから実践していくアジャイルリーダーシップが不可欠となります。
- アジャイルが実際に機能する仕組みを学ぶ
- アジャイルが機能する場合と機能しない場合を理解する
- 小さく始めて徐々に実績と評判を広げる
- 実績のあるチームには独自路線を許容する
- トップ自らがアジャイルを実践する
- アジャイルに沿った行動の障壁を取り除く
チーム化と共通言語化をご支援
チームとは、目的と状況を共有し、それぞれの能力を活かし、相互フォローすることで、価値を最大化できる集団です。そこには必ず共通言語が存在しています。それぞれの役割や組織によって同じ言葉でも違う意味をもったり、それぞれの目標(OKRやKPIなど)が異なっていたりすることで意思疎通を疎外してしまうこともあります。
サーバントワークスでは、目的を一致するためのセッションとディスカッションを実施することで、この「チーム化」の課題に皆様と共に取り組みます。また、アジャイルな研修を盛り込むことで体験と共に理解することをご提案いたします。
伴走支援の概要
伴走支援は、反復的に行なっていきます。状況を把握し、方向性を定め、小さく実験し、事実を積み重ね、意思決定の精度を高めていくといったEBM、そして改善のカタに沿って伴走し、ともに悩み、考えてまいります。
- 把握・調査・行動
- 分類・分析・把握
- 対処・学習・改善
これらのそれぞれのステップは取り組みの状況によって変わってきます。込み入ったものを整理するには「把握→分類→対処」と進むこととなり、複雑さに対応するには「調査→分析→学習」となるでしょう。
ビジネスアジリティを獲得するには、前もって決めたことを予定通りに実行すればよいというわけではありません。したがって、反復的に取り組む必要があります。通常は、1週間単位で取り組み(実験)、事実を積み重ね、意思決定し、ゴールへどれくらい近づけたかを検査していきます。その際に、ゴール、やり方、意思決定の仕方なども検査し、見直しを図っていきます。
したがって、伴走支援では、定期的に「検査と適応」に関与させていただいております。ある程度、組織やチームでこなせるようになると関与の間隔をあけていけると見込んでおり、それに対応した月額定額でのプランをご用意しております。
支援サービスの提供者
Our Coach / Mentor
ご支援の責任ならびに主担当は、代表取締役の長沢智治が承ります。そのため、実施タイミングによってはお待ちいただくこともございます。また、適材適所にて外部より専門家を召喚し、クライアント様に最適なご支援をご提供いたします。
長沢 智治
2000年より開発プロセス改善コンサルタントやエバンジェリストとして活動しており、イベントでの基調講演を担当したり、書籍の執筆・監訳や記事の翻訳なども精力的に実施しています。DASA (DevOps Agile Skills Association) のアンバサダーであり認定講師でもあります。