アジャイルの一般化
Agile modernization
2001年にアジャイルマニフェストが公開されて以来、ソフトウエア開発で芽吹いた「真の価値にコミットする」価値基準と態度は、ビジネスや業務遂行、マーケティング 、人事、教育とさまざまな分野でも活用されるようになりました。すべての企業がソフトウエア企業となったとまで言われる今日、まだまだこの「アジャイル変革(Agile Transformation)」が十分でないと感じるクライアント様からのご相談が絶えません。また、『スクラム』は、ソフトウエア開発だけでなく、「複雑な問題」に対応するためのフレームワークとして定着し、あらゆる分野で活用されています。
アジャイルへの取り組みを諦めない!
Never give up on your Agile transformation!
わたしたちは、「すべての企業」、「すべての業務」、「すべてのチーム」が、アジャイルになることができると信じています。旧態依然とした文化や、ビジネスであったとしても、変わる動機付けと意志があれば、わたしたちは決して諦めません。以下のような企業と組織、チームと現場のお手伝いをしたいと考えています。
2001年にアジャイルマニフェストが公開されて以来、ソフトウエア開発で芽吹いた「真の価値にコミットする」価値基準と態度は、ビジネスや業務遂行、マーケティング 、人事、教育とさまざまな分野でも活用されるようになりました。すべての企業がソフトウエア企業となったとまで言われる今日、まだまだこの「アジャイル変革(Agile Transformation)」が十分でないと感じるクライアント様からのご相談が絶えません。また、『スクラム』は、ソフトウエア開発だけでなく、「複雑な問題」に対応するためのフレームワークとして定着し、あらゆる分野で活用されています。
よくあるお悩み
『アジャイル』という言葉や、「DevOps」、「リーン」、「エビデンスベースドマネジメント(EBM)」、「組織開発」に課題を持っている方々はぜひわたしたちにご相談ください。わたしたちは、アジリティの高い、探究と伴走によるアジャイルな支援スタイルで、みなさまの現場のアジャイル化のお手伝いをさせていただきます。
アジャイルへの取り組みの「カタ」
アジャイルの取り組みには、「カタ」があります。カタを持つことであらゆる課題や変化に対して的確に判断し、対処することができるようになります。サーバントワークスでは、今までの伴走支援で培った知見と業界の叡智をブレンドして、現場の課題と変化に対して共に悩み、探求し、伴走していきます。
弊社独自の「カタ」は、業界の叡智に基づいており、その取り組み自体を貴社の知見として蓄積いただくこともご支援に含まれております。業界の叡智のベースとなるのは以下です。これらの他にも必要となる知見をフル活用して現場のために取り組みます。
アジャイルのカタ
「改善のカタ」と「コーチングのカタ」に基づいたアジャイル組織とチームのための導入・定着化のフレームワーク
スクラム
経験主義に基づく最も広く使われているアジャイルフレームワークで実践知が共有されている
EBM
経験主義に基づくビジネスアジリティのフレームワークで柔軟な目標設定と意思決定、アウトカムの計測を可能とする
業界の「証」
主担当をさせていただく長沢智治は、Scrum.org をはじめとした認定資格を取得しております。組織・チーム・各責務・規模やビジネス活用まで多様な実力が証明されております。
- 組織的なアジャイルリーダーシップと推進、各種の指標マネジメント
- Professional Agile Leadership – Evidence-Based Management
エビデンスに基づいたビジネスと組織のマネジメントの上級レベルの資格 - Professional Agile Leadership I
アジャイルリーダーシップと組織環境の資格 - Scaled Professional Scrum
Nexus、スクラムの拡張・規模拡大・プロダクトポートフォリオの上級レベルの資格 - Professional Scrum with Kanban
スクラムでのカンバンのフローとWIP制限などのプラクティスの活用の資格 - Professional Scrum with UX
ユーザー体験のディスカバリーとソフトウエアのデリバリーをスクラムで実践するための資格
- Professional Agile Leadership – Evidence-Based Management
- スクラムの実践
- Professional Scrum Product Owner I および II
プロダクトオーナーの知識と理解、上級レベルの実践の資格 - Professional Scrum Master I および Ⅱ
スクラム全般ならびにスクラムマスターの知識と理解、上級レベルの実践の資格 - Professional Scrum Developer I
スクラムでの開発者としての知識と理解の資格 - Professional Scrum Facilitation Skills
スクラムで重要なファシリテーションのスキルの資格 - Certified ScrumMaster
スクラム全般ならびにスクラムマスターの知識と理解の資格
- Professional Scrum Product Owner I および II
- DevOpsの実践
- DASA DevOps 認定トレーナー
DevOps 認定研修の認定トレーナー資格 - DASA DevOps ファンダメンタル
DevOps の12のコンピテンシー全般の知識と理解の資格
- DASA DevOps 認定トレーナー
ご支援サービスと研修サービス
サーバントワークスでは、クライアント様とお打ち合わせの上、最適なアジャイル導入と定着化のご提案をさせていただきます。支援サービスと研修サービスの組み合わせで効果の最大化を図ります。
アジャイル導入支援サービス
「アジャイルの動機付け」、「アジャイルへの理解」、「アジャイルの導入」、「アジャイルの定着化」のどのフェーズからでも探究と伴走によるアジャイル コーチング、アジャイル メンタリングによるご支援をいたします。
今までの実績ならびに現在ご支援中のクライアント様は以下のような方々です:
- 受託開発での発注者側のご支援
- 受託開発での開発ベンダーのご支援
- 自社プロダクト開発のご支援
- アジャイル マーケティングのご支援
- 複雑な課題への適応支援
選べるご支援プラン
サーバントワークスのアジャイル支援は、3つのご支援プランからお選びいただけます。成熟度に応じて切り替えていくことが可能です:
- 月額定額でのご支援
- 回数固定でのご支援
- スポットでのご支援
アジャイル研修サービス
複雑な課題に適応するアジャイルな働き方、開発の仕方は、知識があるだけでは不十分であると言えます。それは、個人の知識よりチームの集合知・実践知が活きるやり方であるからです。そのためにはチームで同じ知識と理解、体験をすることが欠かせません。わたしたちの研修ではチームで参加することを第一としております。
研修は、チーム単位でご参加いただく一斉研修を基本としております。主な研修コースは以下となります:
- スクラム研修 (1日コース、2日コース)
- EBM(アウトカム計測)研修 (1日コース)
- カンバン研修 (1日コース)
- DXのためのアジャイル体験研修 (1日コース)
- DASA認定DevOpsファンダメンタル研修(2日コース)
アジャイル導入の勘所
アジャイル導入へのいくつかの勘所をご紹介いたします。詳細については、ぜひ具体的なディスカションをさせてください。
組織・チーム・個人のどこから着手するか
アジャイルの推進時には、個人、チーム、組織のどこかに注力しすぎてしまい効果が十分にでないことが起こることがあります。これはアジャイルに特化した課題ではありませんが、「アジャイルの失敗」と捉えられがちであることはご留意ください。それだけアジャイルでは、課題が浮き彫りになりやすいためです。サーバントワークスのご支援ではこういった不毛な状況に陥らないよう第三者の立場でバランスをとることを心掛けています。
自律した機敏なチームを醸成する環境をどう構築するか
分業や工程によるリソースの効率化を最初に考慮しがちですが、効果性(価値を生み出す、継続的にデリバリーする)を失ってしまっては本末転倒です。複雑なビジネスとプロダクトにおいては、リソース効率化の前に効果性を考慮すべきです。そのためには、業務環境が適していなければ、どんなに人材育成をしても追いつくことはありません。まずはじめに取り組むべきは、環境の醸成なのです。
現場のフィールドはどこか
アジャイルの推進においては、かならず「アジャイルの境界」が存在していると思って対応していく必要があります。それは上図のような適応領域であったり、組織間の壁(例: 開発と運用の壁; DevOps の動機付け)であったり、規制との兼ね合いであったりします。いずれにおいても、アジャイルでは、「成果(アウトカム)である価値」に注力するため、これらを考慮して推進していきます。自己管理できるチームと自分勝手なチームは異なります。サーバントワークスのご支援では、アジャイルを導入しようとしている現場のコンディションを見させていただき、独自の予測を元に仮説を提案いたします。
従来との違いはなにか
従来のように正解がわかっており、予定調和で成功するアプローチ(理想主義アプローチ)と、アジャイルの経験主義・実証主義アプローチは異なります。この違いを関係者が理解していないと推進現場は簡単に混乱に陥ります。サーバントワークスのご支援では、現場メンバーがこれらを関係者に自身の言葉で説明し、納得できるように心掛けています。
従来のアプローチ
- 正解がはっきりしている(定義する)
- 全体計画できる(事前に作業が決まる)
- 誰がやっても同じ結果になる(平準化する)
- 失敗が許されない(終盤に成否が見えてくる)
アジャイルのアプローチ
- 正解がはっきりしていない(探究する)
- 都度計画する(成果を最大化する計画を立てる)
- チーム固定により生産高・可能性を最大化する(違いを活かす)
- 小さな失敗を成功の糧にする(序盤から軌道修正できる)
アジャイル支援サービスの提供者
アジャイル変革支援の責任ならびに主担当は、代表取締役の長沢智治が承ります。そのため、実施タイミングによってはお待ちいただくこともございます。また、適材適所にて外部より専門家を召喚し、クライアント様に最適なご支援をご提供いたします。
長沢智治
2000年より開発プロセス改善コンサルタントやエバンジェリストとして活動しており、イベントでの基調講演を担当したり、書籍の執筆・監訳や記事の翻訳なども精力的に実施しています。DASA (DevOps Agile Skills Association) のアンバサダーであり認定講師でもあります。
長沢智治は、いくつもの Scrum.org 認定資格を取得しています。アジャイルリーダーシップの認定資格である PAL-EBM、PAL I は、組織的なアジャイル変革や、プロダクト戦略、ポートフォリオ戦略、ステークホルダーマネジメントなどの知見が認められました。その他、スクラムのスケーリング(SPS)、スクラムでのカンバンの活用(PSK I)、プロダクトオーナーやスクラムマスター(PSPO II, I, PSM II, I)の知見を認められています。また、DASA認定のアンバサダーであり、DASA認定資格研修の認定トレーナー(DevOps Accredited Trainer)でもあります。
主な実績
主な翻訳・監訳の実績:
- 『More Effective Agile 〜 “ソフトウェアリーダー”になるための28の道標』(スティーブ・マコネル, 日経BP, 2020)監訳
- 『Adaptive Code』(日経BP, 2018)監訳
- 『今すぐ実践!カンバンによるアジャイルプロジェクトマネジメント』(日経BP, 2016)監訳
- 「アジャイルのカタ」ガイド翻訳
- 「エビデンスベースドマネジメントガイド」翻訳
- 「カンバンガイド」翻訳
- 「フローシステムガイド」翻訳
- 「リーダーのための『スクラムガイド』手引き」翻訳
- その他
主な講演の実績:
- Regional Scrum Gathering Tokyo 2023 講演
- Regional Scrum Gathering Tokyo 2022 講演
- Regional Scrum Gathering Tokyo 2021 講演
- Regional Scrum Gathering Tokyo 2020 講演
- DASA Exchange 2019 講演
- DevOpsDays Tokyo 2017 基調講演
- Regional Scrum Gathering Tokyo 2017 基調講演
- JaSST ’16 Niigata 基調講演
- Developers Summit 2013 summer 基調講演
- その他
コミュニティ活動・貢献活動
DASA
DASA (DevOps Agile Skills Association) は、グローバルかつ独立した DevOpsとアジャイルに関するスキル育成の業界団体です。
長沢智治は、DASAのアンバサダーであり、DASA認定コースの講師でもあります。
OrgCMF™
OrgCMF™ は、ODTI が提供・提供する組織開発における成熟度モデルのフレームワークです。
長沢智治は、OrgCMF™ の日本での活用研究や普及を行う OrgCMF™ Community (Japan) のコアメンバーです。
スティーブ・マコネル15年ぶりの新刊を監訳
『CODE COMPLETE』のスティーブ・マコネルの15年ぶりの新刊である『More Effective Agile』(日経BP)の監訳を担当しました。本書に記載されている内容は、わたしたちがご支援で実践していたことと近しく、また、本書の内容も活かしてご支援をいたします。
Scrum.org ホワイトペーパーを翻訳
スクラムの開発者の1人である Kent Schwaber が立ち上げた Scrum.org で公開されているホワイトペーパーや記事を翻訳して無償公開しています。もちろん、これらの知見は、ご支援でも活かしております。
最後までご覧いただきありがとうございます。
ご連絡をお待ちしております。