ビジネスとITの関係図解

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ビジネスとITの関係を時系列で表現した図解を提供いたします。

ビジネスとITの関係図

公開履歴:

  • 2009年 日経 X-over Development Conference の講演にて初公開(代表の長沢が Microsoft エバンジェリスト時代)
  • 2010年 Microsoft サイトにて掲載(代表の長沢が Microsoft シニアプロダクトマネージャー時代)
  • 以降、随時更新
    • 2024年3月29日: 見通しの細部を動向に合わせて変更
    • 2024年4月16日: 配布形態と許諾の見直し(含む、有償版の廃止)、高解像度PNGでの無償提供を開始

著作権表示を消さない限り、無料にてPDF、PNGファイルをダウンロードし、プレゼンテーションの一部や社内資料の一部にご利用いただけます。様々なメディアや書籍でも引用いただいている図解です。海外でも研究発表や論文でも引用いただいております。

商談やクライアントへの提案資料などでご利用の場合は、著作権表示を削除しての活用できる有償版(PowerPoint .pptx での生データでご提供)を購入・ダウンロードいただけます。1ダウンロード購入につき、1件での利用を想定しています。複数件でのご利用や利用方法についてのご相談はお問い合わせください。柔軟に対応いたします。

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2030年代の見通し予想

2030年代には、ビジネスもITも会社に閉じず、もしくは、ビジネスドメインにすら閉じずにネットワーキングされている世の中であり、それぞれのサービスやデータの品質のみならず、ユーザーやビジネスの体験とそれらの環境の品質が問われるようになっていると想像できます。そこには、ビジネスモデルではなく、社会や社会基盤をベースとしたコミュニティ化が進んでいて、会社という単位にあまり意味がなくなってきつつあるかもしれません。コミュニティや何かの社会課題に集まるプロジェクトといった、共創(協創)の先の世界観になっていると想像できます。

ビジネスとITの関係図 1996-2030

「ITが自然に」なるというのは、社会基盤の築くにあたったITやテクノロジーを活用するのは当たり前の選択肢として、アナログかデジタルかではなく、よりよい社会の形成に溶け込んでいるはずであるということを示してみました。

この世界観の枠組みというのは、「バブル」状のものであり、それらは、産業や社会課題、問題領域に依存しているかもしれませんし、また新たな世界秩序に基づくものかもしれません。

そのバブルの世界観では、ビジネスがITを活用するとか、ITがコアコンピテンスでありそこからビジネスを生み出していくでもなく、それぞれのビジネス、それぞれのIT、どちらが先でも後でもよく、よりよい社会形成のために自然とインテグレートしていくと考えます。したがって、どこかの会社に閉じていることはあまりなく、独占されるものでもないと考えられます。独占することは体力勝負であり、体力が衰えた時点で社会から採用されなくなり衰退していくことにつながるのでないでしょうか。

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2040年代の見通し予想

2040年代というのは、2030年代を「ITは社会基盤」と書いてしまったから10年おきということで便宜上設定していますが、2030年代の延長線上として、「ITは社会変革」に当たり前のものになっているはずです。言い換えれば、社会変革の中にITは常に溶け込んでいるものになっていると考えます。

その状況では、メタバースやDAO(分散型自律組織)の進展とともに、小さな社会であるバブル(=宇宙)が多数登場すると見ており、さらにその小さな社会(バブル)がやがて侵食し合うことになるだろうとみています。

侵食しあった結果として、バブルが融合し、またはバブルが弾けることで、そこに新しいビジネス、新しいテクノロジーが創発されることになるのではないでしょうか?それらはおそらくまだ見ていないビジネスの形であり、テクノロジーの形であると思っています。少なくとも今の私にはまだ想像ができない形で生み出されていくとみています。

それは、Multi Meta-verse Incursion とでも称してみましょうか。

インカージョンが起こることで、新たなる世界秩序と共に、新たなるビジネスモデルや、テクノロジーが創発されていくので、今はそれがどんなものなのかを描ける人はいないのではないかと想像しています。20数年前には今のようなネット社会、ソーシャルな社会、非同期な社会が想像できなかったようにです。

ビジネスとITの関係図 1996-2040

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2020s

Business with IT (2020)

2030s

Business with IT (2030)

2040s

Business with IT (2040)

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